サイケデリック・ロックとは?
サイケデリック・ロックは、1960年代後半に流行したロックのジャンルのひとつで、ドラッグやアルコール等での幻覚をロックという音楽で体現化したもととされる。Wikipedia
今の時代、存在を失いつつあるような「サイケデリック・ロック」だが、その独特な世界観と色とりどりなファッションセンス、とフリーダムな開放的音楽には魅了される人、気になる人も少なくはないと思う。そこで、おすすめのサイケデリック・ロックの名盤を20枚紹介しようと思います。あくまでも個人的な見解で、ヒットチャート、セールス等は関係ありません。
20位 Aoxomoxoa – Grateful Dead
グレイトフルデッドの3枚目になるアルバム「アオクソモクソア」(1969年作品)。ジャム・バンドの元祖。数多くあるアルバムの中でももっともサイケデリック色の強いアルバムだ。
19位 I Feel Like I’m Fixin’ To Die – Country Joe and The Fish
脱力系サイケロック。69年のウッドストックフェスティバルで多くの人に知れることになったが、バンド活動は終わりを迎えていた。
18位 12 Dreams of Dr Sardonicus – Spirit
17位 Balaklava – Pearls Before Swine
トム・ラップの歌声と美しい迷宮系サウンドのセカンドアルバム。ジャケットのデザインからも反戦色の強いアルバム。
16位 DeCapo – Love
15位 Fifth Dimension – The Byrds
ザ・バーズが進化を遂げた3枚目のアルバム、見るからにサイケなジャケットデザイン、12弦ギターも印象的な曲も多い。
14位 Spirit – Spirit
ハードロックファンも注目のアルバムですね。ツェッペリンがライブでカヴァーした曲もあり、名曲「天国の階段」のギターのアルペジオは、このアルバムの「Taurus」を真似た説が高いです。アルバム全体としてサイケデリックな仕上がりというところは、間違いないですね。
13位 Beacon From Mars – Kaleidoscope
68年リリースのセカンドアルバム。アメリカン・ルーツ・ミュージックにオリエンタルなサウンドが織り交ざった万華鏡的サイケ・アルバム。
12位 The American Metaphysical Circus – Joseph Byrd & The Field Hippies
ジョセフ・バードは、5位の「The United States Of America」で活動していたことでも知られる。女性ヴォーカル、フルートの起用等ソフト・サイケデリックの代表的アルバム。とても心地よい盤。
11位 H.P. Lovecraft – H.P. Lovecraft
10位 Easter Everywhere – 13th Floor Elevators
9位 Surrealistic Pillow – Jefferson Airplane
ジェファーソン・エアプレインのセカンド・アルバムは、全米3位の大ヒットとなった。新たに作り直した「あなただけを」「ホワイト・ラビット」がシングル・ヒット。その夏には、サマー・オブ・ラヴが社会現象になり、ジェファーソン・エアプレインとヒッピーの聖地サンフランシスコに全米の注目が集まった。サイケデリックを代表するバンドだ。
8位 Angel’s Egg – Gong
7位 After Bathing At Baxter’s – Jefferson Airplane
6位 Electric Ladyland – Jimi Hendrix Experience
5位 United States of America – United States of America
4位 Anthem Of The Sun – Grateful Dead
3位 Strange Days – The Doors
ファーストが2位まで登り詰めたころにリリースされチャート3位に入ったドアーズのセカンド。ジム・モリソンのフリーキーなヴォーカルが不安感を煽り、終末に向かっていくドアーズらしいアルバム。
2位 Piper at The Gates of Dawn – Pink Floyd
一躍脚光を浴びたデヴュー盤。愛や平和ではなく夢想的な内容の曲が多く、リック・ライト中心の色彩豊かなサウンド構築もあり、現在でも斬新だ。
1位 Electric Music For The Mind & Body – Country Joe & The Fish
60年代を代表するサイケロックになったデビューアルバム。一気にグレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレインほどの人気になりました。
どうでしたか?個人的な見解もありますが、あくまでサイケデリック・ロックの括りでランキングしてみました。
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