Bob Marley & The Wailers ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ / LIVE! (1975)
Label: Island
Producer : Chis Blackwell
Art Direction : Bob Weiner
Nationality : Jamaica
Running Time : 38:21
Bob Marley ボブ・マーリーって
1945年2月6日、ジャマイカのセント・アン教区生まれ。
61年にバニー・ウェイラ―、ピーター・トッシュらとウェイラ―ズの母体となるコーラス・グループを結成し、スカ、ロック・ステディ、レゲエと変化する中、スタジオ・ワンなどで録音を残す。
72年にアイランドから「キャッチ・ア・ファイアー」を発表、レゲエを世界に知らしめる。その後、バニーとピーターが相次いで脱退するが、マーリー&ザ・ウェイラーズは、「ライヴ!」「エクソダス」などの名作を発表。
ラスタファリズムに裏打ちされた高い精神性と普遍的なメッセージはレゲエのリズムとともに人々の胸に響くが、81年に脳腫瘍の為この世を去る。
早すぎる死は音楽界に計り知れない損失をもたらせた。
ロックの名盤:ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの「LIVE! / ライヴ!」
75年7月18日のロンドン公演を収めたライブ・アルバム。
司会者が彼らがトレンチタウンの出身であることを紹介し、その故郷を歌った自伝的な、「トレンチタウン・ロック」でスタート。型どおりの演奏は、繰り返さず、常に音楽性を進化させ続けながらのライブだけに、どの曲でもスタジオ作品にはない興奮に出会えます。
エリック・クラプトンのカバー・ヒットでも有名になった「アイ・ショット・ザ・シェリフ」など、入門用としても最適なベスト・アルバム的な曲に会場も興奮し盛り上がっているのが伝わって来ます。
ボブ・マーリーのカリスマ性あふれるパフォーマンスと、バックがうねるプレイでさらにさらに盛り上がっていくライブ感が楽しめるロックの名盤です。
OFF COLLECTION – Bob Marley “I Shot The Sheriff” Live at the Rainbow
Bob Marley(ボブ・マーリー)の名曲「No Women, No Cry」
ボブ・マーリーが、幼少時代に過ごした故郷、”トレンチ・タウン”への慈愛に満ちた眼差しが感じられる優しい曲。
実際の作者は、ボブ・マーリー本人だが、資金援助の目的から旧友の名義にしてある。「ナッティ・ドレッド」でのスタジオ版に続き、「ライブ!」からの短縮版シングルが発表され、全英22位を記録。ライヴ版は、会場との一体感もたまらない。ロック的な要素も色濃いのが特徴な曲。
81年には、追悼シングルがリリースされ、全英8位を記録した。
Bob Marley & The Wailers No Woman, No Cry Live Germany 1980
Track Listing | ||
---|---|---|
01 | Trenchtown Rock | 4:23 |
02 | Burnin’ and Lootin’ | 5:11 |
03 | Them Belly Full (But We Hungry) | 4:36 |
04 | Lively Up Yourself | 4:33 |
05 | No Woman, No Cry | 7:07 |
06 | I Shot the Sheriff | 5:18 |
07 | Get Up, Stand Up | 6:28 |
“I don’t see I self as being Jamaican. I see I self as a Rasta being Rasta! Soh, Jamaica is Jamaica…I man A Rasta!”
Bob Marley, 1973
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