バンドTの中には、アルバムジャケットがそのままTシャツになった通称:ジャケTと言われるものがあります。 今回は、キャプテン・ビーフハートとマジック・バンドの「トラウト・マスク・レプリカ (Trout Mask Replica)」。
この名盤が遂にジャケTになりました。ジャケットのデザインは、カル・シェンケルが、魚やで買ってきた鯉の頭をマスクに改造したものを、キャプテン・ビーフハートに被せた。
アルバムの制作にあたって、高校の同級生でもあるフランク・ザッパをプロデューサーとして招いた。それまで、レーベルに恵まれなかったキャプテン・ビーフハートに対してザッパがレーベルを設立。芸術を追求したアルバム制作が出来ることになった。
ビートはめちゃくちゃで、難解な音楽性もキャプテン・ビーフハートの世界観なんだろう。不思議とアルバムを通して統一性があり、自由な音が鳴り響いているような印象。
Captain Beefheart – Moonlight On Vermont
この奇妙なジャケットも、ロックの名盤に数えられ、音楽好きにはたまらない1枚となっている。このジャケTを着てるとコアなロックファンの目に留まる事、間違いなし。
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