1986年はどんな時代?
1986年から、日本では、バブル景気が始まったとされています。また、1月から記録的な豪雪に見舞われ、鹿児島でも20cmの積雪を観測。
早速、どんな出来事があったか振り返ってみようと思います。
青函トンネルが開通しました。
岡田有希子さんが、自殺し、後追い自殺者も出て、社会問題になります。流行語では、「新人類」「バクハツだ」「プッツン」「おニャン子」などが、賞を獲りました。
邦楽では、中森明菜「DESIRE~情熱」、少年隊「仮面舞踏会」、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」、本田美奈子「1986年のマリリン」、おニャン子クラブからも国生さゆり「バレンタイン・キッス」など数多くがヒットしました。
ビート・たけしとたけし軍団が、週刊誌「FRIDAY」を襲撃。(フライデー襲撃事件)
映画では、12月の公開でしたが、トム・クルーズ主演の「トップ・ガン」が公開され空前のヒット作品になりました。
1986年 洋楽ヒット ビルボード シングルヒット チャート
10. Addicted To Love(恋におぼれて) / Robert Palmer
映画「トップガン」の挿入歌で、映画の中で、トム・クルーズが歌ってるシーンもあり、ヒットしました。映画が12月の公開だったため、10位にとどまっていますが、春の公開だったら、もっと順位は上がっていたでしょう。
Robert Palmer – Addicted To Love
9. Kyrie(キリエ) / Mr. Mister
ミスター・ミスターのセカンドアルバム「ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド」からのシングルカットで全米1位を獲得。アルバムも1位を獲得。
Mr. Mister – Kyrie (Official Video)
8. Survivor / Burning Heart
映画「ロッキーⅣ」の挿入歌で、映画のヒットもあり、ヒット。Survivor(サバイバー)は、映画「ロッキー3」でも「アイ・オブ・ザ・タイガー」でヒットしたので、続投したようです。
Survivor – Burning heart (Rocky IV)
7. Party All the Time / Eddie Murphy
エディ・マフィー歌ってます。この頃のエディ・マフィーはノリに乗って勢いがありました。年末から年明けまでよくラジオや街中でも掛かっていた記憶があります。
Eddie Murphy – Party All the Time (Official Video)
6. How Will I Know (恋は手探り)/ Whitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)
80年代後半から90年代に活躍したホイットニー・ヒューストン。若い頃からパワフルで美声です。
Whitney Houston – How Will I Know (Official Music Video)
5. Mr. Mister / Broken Wings(ブロークン・ウィングス)
これも、アルバム「ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド」からのシングルカットで、こちらも1位を獲得。
Broken Wings / Mr. Mister (Official Video)
4. On My Own / Patti LaBelle & Michael McDonald
アダルト・コンテンポラリーからもチャート・イン。メローでスムースなムード曲です。
Patti LaBelle – On My Own (Official Music Video) ft. Michael McDonald
3. I Miss You / Klymaxx(クライマックス)
クライマックスは、黒人女性5人と白人1人のコーラス・グループ。「アイ・ミス・ユー」は、とてもいい曲で、誰もが一度は聴いたことある曲ですね。リリースは、1985年で、少しずつチャートを登った曲です。
Klymaxx – I Miss You (Official Video)
2. Say You, Say Me / Lionel Richie(ライオネル・リッチー)
80年代大活躍のライオネル・リッチー自身による、作詞作曲。映画「ホワイト・ナイツ」の主題歌にも採用されました。翌年の1986年にチャート・イン。
Lionel Richie – Say You, Say Me 1985
1. That’s What Friends Are For(愛のハーモニー) / Dionne Warwick & Friends
このバージョンは、カバーで、スティービー・ワンダーのハーモニカから始まるスローで優しい曲です。エルトン・ジョン、グラディス・ナイトなどが参加。エイズのチャリティー・ソングとして有名になりヒットしました。この曲は、もともと1982年に、ロッド・スチュアートが歌っていました。その後多くのアーティストが歌ってますね。
Dionne Warwick – That’s What Friends Are For
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