1984年はどんな時代?
1984年(昭和59年)8月にロサンゼルス・オリンピックが開催され、陸上では、カール・ルイス、柔道では、山下泰裕選手が金メダルを獲得。スペース・シャトル、ディスカバリー号が打ち上げに成功。日本の平均寿命が男女ともに世界一になりました。
報道は、”ロス疑惑”。 エリマキトカゲが大ブーム。 カラムーチョが発売開始でヒット商品に。
映画では、邦画「里見八犬伝」、「メイン・テーマ」、「瀬戸内少年野球団」薬師丸ひろ子さんが、女優としても人気は、1982年の「セーラー服と機関銃」から続いてますね。
洋画では、「インディ・ジョーンズ/魔球の伝説」、「キャノンボール」、「五福星」、「プロジェクトA」、「フット・ルース」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「ジョーズ3」などがヒットしていました。ジャッキー・チェンは、映画かなり撮っていたんですね。ヒットもしてすごいです。
1984年 洋楽ヒット ビルボード シングルヒット チャート
1. When Doves Cry(ビートに抱かれて) / Prince(プリンス)
1984年の年間チャート1位は、プリンス。プリンスにとって80年代は、最盛期でした。プリンスの自伝的映画「プリンス / Purple Rain」がヒットし、サウンド・トラック「パープル・レイン」も大ヒット、「When Doves Cry」「Let’S Go Crazy」がシングルチャート1位。アルバムでも1位を獲得。アカデミー賞、グラミー賞でも賞を総なめした。
Prince – When Doves Cry (Official Music Video)
2.What’s Love Got To Do With It / Tina Turner(ティナ・ターナー)
70年代には、女優としても活躍していたティナ・ターナーは、80年代にはヒットを連発しアーティストとして復活。この曲で最優秀レコード賞を獲得。
Tina Turner – What’s Love Got To Do With It
3. Say Say Say / Paul McCartney and Michael Jackson(ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン)
この二人が組んで、ヒットしないわけないですが。作詞、作曲も2人で、Aメロはポール・マッカートニー、Bメロは、マイケル・ジャクソンが作曲しました。リリースは1983年の12月。
Say Say Say by Paul McCartney and Michael Jackson
4. Foot Loose(フット・ルース) / Kenny Loggins
1984年公開の映画で、若きケビン・ベーコン主演の映画「フット・ルース」の主題歌。全米1位。日本でもチャート1位。この時代、ダンスをテーマにした映画が多かったです。1983年「フラッシュ・ダンス」など。
Kenny Loggins – Footloose (Video)
5. Against All Odds(見つめてほしい) / Phil Collins(フィル・コリンズ)
全英2位、全米1位を獲得。フィル・コリンズの最大のヒット曲。この曲は、映画「カリブの熱い夜」にも使われた。のちにマライヤ・キャリーなど多くのアーティストにカバーされてます。
Phil Collins – Against All Odds (Take A Look At Me Now) (Official Music Video)
6. JUMP / Van Halen(ヴァン・ヘイレン)
言わずと知れた80年代ロックの名曲のヒトツですね。エディ・ヴァン・ヘイレンの”ライトハンド奏法” タッピングは、後のギターリストにも影響を与えました。ファッションでも長髪に派手なジャケットにタイトなパンツが流行り出しました(バンドマンの中で)。
Van Halen – Jump
7. Hello(心の扉) / Lionel Richie(ライオネル・リッチー)
全米1位を獲得。80年代、モータウンからヒットを飛ばしていたのが、ライオネル・リッチーです。
Lionel Richie – Hello (Live)
8. Owner of A Lonely Heart(ロンリー・ハート)/ Yes(イエス)
イエスのそれまでのプログレな曲調とは違い、ポップな曲。日本でも日産、パナソニックなどのCMソングにも使われて有名でした。
YES – Owner of a Lonely Heart (Official Music Video)
9. Ghostbusters(ゴースト・バスターズ)/ Ray Parker Jr.
1984年公開映画「Ghostbusters(ゴースト・バスターズ)」の主題歌がチャートイン。幽霊退治に挑むSFコメディ映画。映画もヒットし、社会現象にもなった。
Ray Parker Jr. – Ghostbusters
10. Karma Chameleon カーマは気まぐれ / Culture Club(カルチャー・クラブ)
女装した奇抜なゲイ・ファッションのボーイ・ジョージは、注目の的になりました。
80年代を代表する曲のヒトツです。全英全米で1位を獲得。リリースは、1983年。日本でも大ヒット。
Culture Club – Karma Chameleon (Official Video)
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