The Band ザ・バンド / Music From Big Pink (1968)
Label: Capitol
Producer : John Simon
Art Direction : Milton Glaser
Nationality : USA
Running Time : 42:00
「ザ・バンド」一軒家ビッグ・ピンクの地下室がはじまり
一家に一枚と言える名盤中の名盤です。1966年にボブ・ディランが交通事故に遭い、そのバック・バンドであるホークスは仕事にあぶれていました。そんな彼らに、ディランのマネージャーである、アルバート・グロスマンが、単独デビューを提案。ニューヨーク北部の田舎街のウッドストックにこもる事を勧め、彼らは、流れに任せる様にそれに従ったのが、”ザ・バンド”のすべての始まりです。
このウッドストックのピンクの家で、バンドの英知を結集して出来た音楽は、『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』という最高傑作として1968年にリリースされました。
ザ・バンドの確かな演奏力
ザ・バンドの確かな演奏力と、無骨なスタイルを貫いたデビュー・アルバム。北米大陸の全風景を凝縮したようなアルバムで、その枯淡の風情で解放を歌い、人間味ある所に多くのファンは、共感を覚えています。
僕個人的に好きなのが、レコードでA面5曲目の「The Weight」後からシングルカットされたヒット曲。映画「EASY RIDER」でも使われました。
The Weight (Remastered)
ボブ・ディランに絵の才能はありません、、、。
ちょっとした浮遊感のあるバランスいいまさにロックの名盤ですね。アルバムのジャケットは、ボブ・ディランが描いた事でも有名。絵のセンスは無かったみたいです。お世辞にもうまいとは言えませんよね。
“It was like a clubhouse. We’d go every day… Bob…really liked the vibe.” Robbie Robertson, 2003
Track Listing | ||
---|---|---|
01 | Tears of Rage | 5:23 |
02 | To Kingdom Come | 3:22 |
03 | In a Station | 3:34 |
04 | Caledonia Mission | 2:59 |
05 | The Weight | 4:38 |
06 | We Can Talk | 3:06 |
07 | Long Black Veil | 3:06 |
08 | Chest Fever | 5:18 |
09 | Lonesome Suzie | 4:04 |
10 | This Wheel’s on Fire | 3:14 |
11 | I Shall be Released | 3:19 |
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