僕が「カナダグース」を着なくなった3つの理由

最近は、以前にも増して街でカナダグース(CANADA GOOSE)を着ている人を見かける様になりました。同時に偽物被害も多発している様で、消費者庁がネット通販で偽物を販売した会社を公表して、注意を呼び掛けるという事態も起きてます。

相談件数だけで782件とは、782枚以上偽物が売られたわけで、、実際に買った人はそれ以上なんでしょうね。カナダグースが高級アウトドアブランドになって、人気が出て偽物も出て来たわけだけど。特にネットでブランド物を買うときは、特に用心したいです。



カナダグースとの出会い

僕は、以前(2000年頃)に知り合いのお店でカナダグースと出合い、一目ぼれして、購入しました。当時は取扱店もまだ少なく。それに、今ほど高い値段ではなかったです。たしか5万円台でコートタイプが買えました。まだ偽物も世の中になかったと思います。

襟はスタンドカラーで、襟の中にフードが隠れているタイプでした。寒い時には、本当に重宝しました。出張で冬に日本より気温を低いアメリカ、中国等に行く時には、欠かせませんでした。

その1:カナダグースの保温性

もともとカナダの南極探検隊が愛用していたぐらいのダウンですから。防寒に関してすごい機能です。僕は、寒がりな方だと思いますが。実は、僕が住んでる福岡で着るには、ちょっと暑いくらいです。冬でもちょっと歩いたり、ビル内に入ると、汗をかいてしまうほどでした。年に雪が降るのも数回の福岡では、カナダグースの持つ優れた防寒性の必要性がなかったのです。とは言っても、本物志向な人が、好む機能性をカナダグースにあるのは、わかります。

その2:みんな大好きなカナダグース

一世を風靡したダウンジャケットブランドに、「モンクレール MONCLER」があります。僕の場合、誰でも着てるブランドになってしまうと、興味がなくなり、着たくなくなります。そんな方意外に多いと思うのですが。モンクレールも人気とともに一気に価格が上昇して、18万とか20万とかになりました。

カナダグースも、同じで、周りに着てる人が増えると興味がなくなって、僕もヤフオクにて手放しました。その資金を元手に、フランスブランドのPコートと、国産ダウンの水沢ダウンのショートを買いました。今は、シンプルなデザインと機能性の高いところが気に入ってます。

その3:カナダグースのファーいる?

カナダグースでも人気のあるジャケットには、ほとんどがフード付きのタイプでそのフードには、ファーが付いています。僕は、このリアルファーがどうも許せないのです。どれだけ正当化しても、許せないのです。(あくまで個人的な見解です)このファーの件に関しては、カナダグースに限らずですが。リアルファーが出来るまでの過程の詳細は、割愛しますが。ご想像通りの残酷さです。

現代のテクノロジーと素材があれば、リアルファーの代わりは、いくらでもあると思います。数年前にアルマーニもリアルファーの使用を止めると宣言しましたし。ポール・マッカトニーの娘、ステラ・マッカートニーのブランドもリアルファーは一切使用していません。

ステラ・マッカートニーの以前のブログでは、中国のリアルファーの生産現場の動画がリンクされたブログもありました。(現在は閉鎖)目を覆いたくなるような残酷なシーンと、そこで働く人に白血病患者の率が異常に高いことや、この地域の土壌汚染が深刻なことなどが書かれていました。毎年何万匹もの死骸は焼かずに、全て埋めていたようです。

バブル時代は、お姉さん、奥様方がこぞって毛皮のコートを買っていました。人間のエゴの象徴ですよね。あの頃から考えると少しずつ人間も進化したような気がします。 エコファー(本物のファーに似た素材)は、今の時代の流れでもあります。今後のカナダグースのファーに対する取り組みに期待します。

 






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