クリスマス・ソング特集~ロック系 11選

クリスチャンではない日本人の大部分にとって、クリスマスは年末のイベントの行事となって、また商売上、いや経済的にもクリスマス商戦と言われるまでになったクリスマス。この時期が来ると、今年のクリスマスはどう過ごそうか、誰と楽しもうか、家族?恋人?それとも1人?パーティー?

いずれにせよ、クリスマスには、クリスマス・ソングはつきもので、街を歩いているだけで、至る所からクリスマス・ソングが聞こえてくる。マライア・キャリー「All I want for Christmas is you」、ワム「ラスト・クリスマス」、山下達郎「クリスマス・イブ」等。世の中的には、やはりポップスが人気。フランク・シナトラは、トラディショナル・ソングまで入れると4枚ものクリスマス・アルバムを出している。

ロック系でのクリスマス・アルバムとなると数は少ない。シングルになると、結構な数はあるみたいだが、アルバムとなると、セール期間も1か月程になるのも、流行りものロックには、あまり向いてないのかもしれない。

クリスマス・アルバム~ロック系

やはり、エルヴィス・プレスリー「Elvis Christmas Album」

このアルバムは、ロック歌手としては、唯一全米アルバム・チャートと1位になったレコードだ。何度となくジャケットのデザインも変更されている。オリジナルのブックレット付のアルバムとなると、超高値で取引きされているレア盤だ。

 

 

ポール・アンカ「It’s Christmas Everywhere」




「きよしこの夜」「ホワイト・クリスマス」の他にも、ポール・アンカ自身のオリジナル・クリスマス・ソング以外にもナレーション(クリスマス・メッセージ)も聞けるマニアにも嬉しい1枚。

 

 

ブレンダ・リー「Merry Christmas」

女性シンガーからは、1960年のブレンダ・リーの「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」が入ったアルバムがおススメ。この曲は、トップチャートで14位に入るヒットとなった。

 

 

ビーチ・ボーイズ「The Beach Boys / Christmas Album」

A面には、オリジナル曲で「リトル・セント・ニック」はシングルカットもされた。B面には、スタンダード曲が多く「ホワイト・クリスマス」、「サンタが街にやって来る」が収録されている。

 

 

ヴェンチャーズ「The Venture’s Christmas Album」

インストルメンタル・ロック代表のベンチャーズのクリスマス・アルバム(1965)。これは、パーティーにとてもよく似合う。このアルバムの曲の構成が面白い。レイ・チャールズの「What’d I say」のイントロから「ジングル・ベル」になったり、ビートルズの「I feel fine」から「赤鼻のトナカイ」になったり、ベンチャーズの曲からも「Walk Don’t run」から「サンタが街にやって来る」が始まる。楽しめるアルバムだ。

 

オムニバス・アルバムから

「Christmas Album」EMI (NOX1)

シングルのみで発表されたエルトン・ジョンの「Step Into Christmas」、グレッグ・レイクの「I Believe in Father Christmas」をはじめとして、ロイ・ウッド・スレイド、ワム、マイク・オールドフィールド、クィーン等のイギリスを代表するロック・ミュージシャンがレーベルを超えて収められている。びんぐ・クロスビーとデビッド・ボウイが共演したシングルも入っている。そんなちょっと珍しくも豪華なアルバム。

 

 

ジョン・レノン「Happy Christmas (War is Over) / John Lennon」1971

ベトナム戦争が泥沼化する中、戦争が終わったと平和への願いを歌ったクリスマス・ソング。発表当初よりも、現在の方がよく掛かってるようだ。




 

ブルース・スプリングスティーン「Santa Claus Coming to town / サンタが街にやって来る」1975

ブルース・スプリングスティーンは、クリスマスシーズンによくライブをやっているので、最近ではこの曲も定番になっている。

 

 

Run-D.M.C, 「Christmas In Hollis」1987

ラップ、ヒップホップ界からの最初のクリスマス・ソングだ。もともとは、U2,ボン・ジョヴィ等とのオムニバス・アルバムに収録された曲だ。




 

Paul McCartney, 「Wonderful Christmastime」1979

ポール・マッカートニー自身この曲の発表で素晴らしい年を過ごせるはずだったが、まだリリース前の翌1980年に日本で7.7オンスのマリワナ所持で10日間の拘留から始まった。

 

Band Aid, 「Do They Know It’s Christmas?」1984

出ましたピースフルな80年代の一面。個人的には日本でももう少しラジオ等でも掛かってもいい気がするけど。もうちょっとメロディックに掛けるのか?
ボーイ・ジョージ、ジョージ・マイケル、スティング、ボノ、フィルコリンズ等が共演。

 

 

引用「レコード・コレクターズ」

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