1981年(昭和56年)という時代を振り返ってみよう!

1981年(昭和56年)という時代を振り返ってみよう!

1981年は、僕は小学6年生でした。学校では、まったく勉強に興味なくグランドに出て友達と遊んでた思い出しかありませんが。そんな時代世の中はいったいどんな風だったのか?ちょっと振り返ってみたい。

早速、1981年にタイムスリップ!

1981年人気のテレビ番組など

1981年(昭和57年)は、「オレたちひょうきん族」(ビートたけし、明石家さんま等)が放送開始。週刊ジャンプで人気だった「Dr.スランプ アラレちゃん」「うる星やつら」「忍者ハットリくん」等のアニメも人気。

80年代は、日本中が笑いに笑った、空前の漫才ブームが起きました。ビートたけし、明石家さんま、島田伸介など、漫才がアイドルになったのもこの時代からでした。ざ・ぼんちは「恋のぼんちシート」(元歌は、ジューシーフルーツの「恋のベンチシート」)がバカ売れし、武道館をいっぱいにしました。B&Bが広島の長所と岡山の短所を言い合い、「もみじ饅頭!」と叫べば、それだけで何回聞いても爆笑できました。

吉本の東京事務所が出来たのも1981年です。

 

ピンクレディーが解散して松田聖子、近藤真彦などアイドルも次世代に代わっていく節目の時代だった。黒柳徹子の「窓ぎわのトットちゃん」が入試問題に出るほどの社会現象にもなった。

歌謡曲も聖子ちゃん、俊ちゃん、マッチで大いに盛り上がってました。ちょっと違ったところでは、寺尾聰『ルビーの指環』が大ヒット。

・アラジン『完全無欠のロックンローラー』
・薬師丸ひろ子『セーラー服と機関銃』
・ナイアガラ・トライアングル『A面で恋をして』
・松山千春「長い夜」
・松田聖子「夏の扉」「白いパラソル」「風立ちぬ」
・石川ひとみ「まちぶせ」
・郷ひろみ「お嫁サンバ」
・シャネルズ「街角トワイライト」
・オフコース「I LOVE YOU」
・松任谷由実「守ってあげたい」
・佐野元春「SOMEDAY」
・ヴィーナス「キッスは目にして」

 

1981年のファッション

聖子ちゃんカット大流行。アイドル全盛期の始まり、原宿の代々木公園に若者が集まり、竹の子族と呼ばれラジカセでディスコナンバーをかけ、派手なサテン生地の衣装で踊っていた。

竹の子族が、表参道から代々木公園側に場所を移したのは、警察の管轄の違いなんです。表参道の原宿署は、人通りの多い所でのローラースケートはダメ!というのが理由だったそうですが、代々木署では、子供たちのすることだから、、。と路上で踊る事に見て見ぬふりをしてたそうです。

竹の子族のグループ名を紹介すると「沙汰泥夜(サタデーナイト)」「流紫亜(ルシア)」「犯婦禁(パンプキン)」「紅玉蘭(ルビー)」など、背中には、愛、夢、蘭などの刺繍で飾られていて、暴走族のセンスと被ります。

こんな賑やかな竹の子族ですが、1982年には、すっかり姿が消えてしまいます。

今見ると意味不明です、、、。



1981年にComme de Garson コム・デ・ギャルソンのデザイナー川久保玲がパリコレに初登場し、バスト、ウエスト、ヒップを強調しないデザインが新しく支持されました。左右非対称だったり、黒ずくめだったりで、カラス族と呼ばれた全身DCブランドで黒ずくめのファッションが流行。当時高い服を月賦でみんな買っていましたが、クレジットという言い方に変わって、抵抗感を緩和されていきました。このころから、DCブランド、ハウスマヌカンの時代が始まりました。

 

一方、とにかく週末は原宿でロックンローラーなローラー族。現在御年60歳以上という。

 

マリンルックや古着ルックというのも、このころから市民権を得て来た。

ケミカルウォッシュも流行りだしてきた頃。82年~83年に大流行。

 

1981年に登場した商品



トヨタが初代ソアラを発表。当初ドアミラーじゃないんですね。

 

そのほか、今でもヒットとなっている「ガリガリ君」「雪見だいふく」が発売開始。リアル・ゴールドが発売開始。

今に続くロングセラーが生まれた年でもありますね。書籍では、「窓ぎわのトットちゃん」「ノストラダムスの大予言」がベストセラーになりました。

女子中学生が、書く文字にも変化が起きました、丸文字です。今では印刷用の写研の文字書体に登録もされていますが、「エツール」。この丸文字で友達に手紙を丁寧に書いて、手紙の端を引っ張るとパカッと開いたり、複雑な折りたたみ方がされていました。




1981年公開映画「セーラー服と機関銃」もヒット。(興行収入では1982年にランクインしてます。)もう何度もリメイクされた赤川次郎の作品。世の中がよくわからない方向に向かっていましたが、不祥事や事故、事件もいろいろあった年でしたが、根拠もなく元気な年でした。

またおいおい追記していきます。

 

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