80年代:1988年はどんな時代?
80年代後半、1988年の日本は、バブルの好景気に沸いている最中でしたが、昭和天皇が重篤な状態もあり、イベントの自粛などもありました。
任天堂のファミコンのソフト「ドラゴンクエスト3」が発売され長蛇の列が出来、社会現象になりました。
光GENJIが、大ブームとなりました。「ビー・バップ・ハイスクール」も人気。
映画では、邦画「敦煌」「ラスト・エンペラー」「優駿」「危険な情事」「レインマン」はアカデミー賞を受賞。「星の王子ニューヨークへ行く」。
日産が「シーマ」を発売。リクルート事件が発覚し政界を揺るがす大スキャンダルに発展。
1988年 洋楽ヒット ビルボード シングルヒット チャート
10. Roll With It / Steve Winwood(スティーブ・ウィンウッド)
イギリス人のスティーブ・ウィンウッドがアメリカのテネシー州に移住してからの作品で、楽曲にアメリカらしさが出ている。アルバム「Roll With It」も全米1位を獲得。
Steve Winwood – Roll With It (Official Video)
9. Hands To Heaven / Breathe
80年代らしいAOR的楽曲です。全米ビルボードで最高2位。「How Can I Fall」も有名曲。
Breathe – Hands To Heaven (Official Video)
8. Could’ve Been(思い出に抱かれて) / Tiffany
この年は、来日も果たした”ティファニー”、ビルボード1位を獲得。前年から快進撃が続いています。
Tiffany – Could’ve Been
7. Heaven Is A Place On Earth / Belinda Carlisle
冒頭から元気な80年代にフラッシュ・バックさせてくれる、80年代代表曲のひとつです。世界中でヒットし、日本でもJR東海などの他にもCMに使われ一躍有名になりました。
Belinda Carlisle – Heaven Is A Place On Earth (Official Music Video)
6. So Emotional / Whitney Houston
ポップなダンス・ミュージック。ホイットニー・ヒューストンは、この年日本各地でライブをして日本武道館でも合計5日公演しました。
Whitney Houston – So Emotional (Official Music Video)
5. Sweet Child O’ Mine/ Guns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼス)
この年のシングル・カットでビルボード1位を獲得。全世界でヒットし、多くのアーティストによってカバーされている80年代を代表するロック・ナンバー。
Guns N’ Roses – Sweet Child O’ Mine (Official Music Video)
4. Never Gonna Give You Up / Rick Astley
リック・アストリーのデビュー曲。全英5週連続1位。全米1位などを獲得。ポップなダンスナンバー。これをきっかけに今で言うクラシック・ディスコ・ナンバーをヒットさせていきます。
Rick Astley – Never Gonna Give You Up (Video)
3. Got My Mind Set On You / George Harrison(ジョージ・ハリスン)
リリースは1987年だったが、ジョージ・ハリスンの復活で徐々にヒットし、1988年に年間3位にランクイン。ジョージ自身の70年代からの久々のヒット曲となった。
George Harrison – Got My Mind Set On You (Version II) [Official Music Video]
2. Need You Tonight / INXS(インエクセス)
1985年頃からヒット曲を出し続け、1987年のアルバム「キック」からの多くのヒット曲が生まれ、シングル・カットされた1曲。
INXS – Need You Tonight (Official Video)
1. Faith / George Michael(ジョージ・マイケル)
ジョージ・マイケルのソロ・デビュー・アルバムのアルバム・タイトルである「Faith」が1988年の年間1位。リリースは1987年。全世界で1位を獲得したヒット曲。
George Michael – Faith (Official Video)
1988年 洋楽ヒット番外編
11. One More Try / George Michael(ジョージ・マイケル)
11位にもジョージ・マイケルがランクイン。ジョージ自身も自分の心情に近いと言っている「One More Try」。このスロー・バラードは、ジョージの歌唱力と感情が溢れている曲でヒット。80年代後半は、ジョージ・マイケルの時代です。
George Michael – One More Try
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