今更だけど知りたくなった「フェアトレード」について

 

ニュースやネットなどでもよく耳にする「フェアトレード」という言葉。聞いたことはあるけれど詳しくは何のことなのかわからないという人も多いのではないでしょうか?

 

私自身が、そうでした。単語は知ってるし、何となく知ってるつもり、、。でもフェアトレードの商品を買ったことがないし。無駄に高いんじゃぁ!?と思ってました。

 

でも実は、フェアトレードには、60年もの歴史があります。
フェアトレードは、世界中の人々の生活を支える重要な役割を持っているものなのです。フェアトレードとは何なのか、フェアトレードによって何ができるのか簡単にご紹介しようと思います。

 


【フェアトレードって?】

フェアトレードとは「公正貿易」という意味を持つ仕組みのことで、発展途上国で作られた原料や商品などを適正な価格で取引し、生産者の生活向上を図ることを指しています。

 

わかりやすくコーヒーで話をすると、コーヒー豆の生産国の多くは、発展途上国ですが、コーヒーの価格は、遠く離れたニューヨーク市場等で価格が決まります。近年の投機マネー等で、価格が乱高下しています。生産者、生産国には、マーケットや、販売手段がないため、十分な利益を得ることが出来ません。

フェアトレードでは、最低保証額を設定し、生産者も生産組合を結成し、利益を確保し、よりよい生産設備への投資や、地域の学校、病院建設などに役立っていきます。

 

「そんなフェアトレードのコーヒーは、高くなるんじゃぁ~!?」って思うかもしれませんが、平均でコーヒー1杯で0.6円ほどが上乗せされてるだけです。200gのコーヒーだと約10円ほどになります。

 

「たったそれだけなんです。」

 

それでも、10トン、100トンの取引なると数十万、数百万円にもなっていきます。

 

現在、世界人口の5人に1人が貧困といわれている中で、今までのように先進国の労働者だけが儲かる仕組みではなく、発展途上国からの輸入を増やしたり、貧困に悩む労働者や生産者にとって良い条件での貿易を行ったりすることで、立場が弱い発展途上国の生活改善と自立を働きかけることが目的です。

 

フェアトレードの対象になっている主な商品は、

コーヒー、チョコレート、バナナ、コットン、紅茶、スパイス、ワイン、そのほか食品等。

これをきっかけに少しでもフェアトレードされている商品を意識して購入してみてください。多くの人の生活に貢献することができ、フェアトレードは、誰でも簡単に参加できる社会貢献ともいえますね。

 

フェアトレードについて知らなかった人、興味がなかった人もぜひフェアトレード商品を購入するところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

「People Tree」は日本を代表するフェアトレードカンパニーです。一部商品の取り扱いを始めました。

 




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