Traffic トラフィック / John Barleycorn Must Die (1970)

Label: Island
Producer : Chris Blackwell, Guy Steven, Steve Winwood
Art Direction : Mike Sida
Nationality : UK
Running Time : 34:32

Traffic トラフィック って

エリック・クラプトンらと結成したブラインド・フェイスのためにトラフィックの一員としての活動を休止していたウィンウッドだったが、キャパルディ、ウッドと改めて再始動した。

60年代からのUKロックシーンには欠かせない存在。ソウルフルで、フュージョン的な印象の楽曲もあり、ミディアム・テンポからスローでとても聴きやすく、雰囲気のあるバンドです。

ロックの名盤：Traffic / John Barleycorn Must Die

メンバーの出入りが激しく、活動も不安定だったトラフィックが、スティーヴ・ウィンウッドのソロ・アルバムのセッションを機に3人編成で活動を再開。

ウィンウッドがエリック・クラプトンらと結成したブラインド・フェイスの作風を思わせるスワンプもあれば、トラッド作品をロック化した曲もあり、幅広い内容で、英米を巧みにブレンドされた感じがする。

オリジナル曲は、A面3曲、B面3曲の長尺の曲で構成されている。

英国ならではの牧歌的かつナチュラルなルーツ感をこれまで以上に意識しつつ、ジャズ、フォーク、R&Bなどを見事に奏でている傑作です。

ニューオーリンズ・サウンドやジャズ的な曲、細部に彼ら故の個性も光る。

全英5位。全米11位。

英国のトラッド曲をウィンウッドがアレンジした表題曲の「John Barleycorn Must Die」は、ウィンウッドの生ギターとピアノ、ウッドのフルートのみをバックにトラフィックならではの象徴的な名演として評価されている。

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