死ぬまでに聴くべきロックの名盤:King Crimson キング・クリムゾン / In The Court Of The King Crimson キング・クリムゾンの宮殿(1969)

King Crimson キング・クリムゾン / In The Court Of The King Crimson キング・クリムゾンの宮殿(1969)

Label: Island
Producer : King Crimson
Art Direction : Uncredited
Nationality : UK
Running Time : 44:01





King Crimson(キング・クリムゾン)って

イギリス出身のプログレッシブ・ロックバンド。バンドリーダーのロバート・フリップにより、活動期によりバンドメンバーも次々に替わり、解散、再結成、再々結成を繰り返しながら、50年以上活動し続け、ロック音楽に多大の影響を与えてきた。

50年以上の活動になるといろいろと変革期もありますが、斬新な音楽世界を配信し続けたロックバンドです。

ここで紹介するアルバム「In The Court Of The King Crimson キング・クリムゾンの宮殿」が、1969年発表のデビュー作。

デビュー にして名盤「In The Court Of The King Crimson キング・クリムゾンの宮殿」

ビートルズの「アビー・ロード」を1位から引きずり落したという都市伝説的な話とともに登場しましたが、実際には5位が最高でした。

このアルバムのすごさと革新性は、ロックにおけるアンサンブルと調和にあります。1曲目の「スキッツォイド・マン」硬質な音色でフラットなビートを刻むベースと手数の多いドラム、ゆがんだヴォーカルも前衛でなくギター、サックスと対等な位置関係を築いている。

当時のライヴ映像


King Crimson – 21st Century Schizoid Man (Live at Hyde Park 1969)

 

アルバム全体では、エンディングの「キング・クリムゾンの宮殿」に代表されるファンタジーの世界観を中心に構成されており、荒涼とした世界にメトロトンが叙情性を漂う。

プログレッシブ・ロックの革新性と芸術性を同時に開拓したロックの名盤です。

全英5位。全米28位。


King Crimson – Epitaph Including March For No Reason And Tomorrow And Tomorrow Part 1/2

 

「Epitaph エピタフ」が、日本で西城秀樹、ザ・ピーナッツなどの歌謡界でカヴァーされているのも興味深いです。


Hideki Saijo – Epitaph

 

 

Track Listing
01 21st Century Schizoid Man 7:21
02 I talk To The Wind 6:08
03 Epitaph 8:52
04 Moonchild 12:15
05 The Court Of The King Crimson 9:25

 

“The band was never promoted. It was totally by word of mouth . It spread like smallpox.”
Greg Lake, 2001

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