死ぬまでに聴くべきロックの名盤:Chicago シカゴ/ Chicago 2 (シカゴと23の誓い)(1970)

Chicago シカゴ/ Chicago 2 (1970)

Label: Track
Producer : Kit Lambert
Art Direction : David King, Roger Law
Nationality : UK
Running Time : 39:26





Chicago シカゴ って

ロバート・ラム、ジェイムス・パンコウ、らを中心に結成されたビッグ・シングを前身に、68年にシカゴ・トランジット・オーソリティと改名し、69年にデビュー。

シカゴと名前を短縮したのは、同じ名前のバス会社からのクレームがあったからとされています。

70年には「長い夜」の大ヒットを放ち、その後もメッセージ性の強い楽曲を武器にブラス・ロックの雄として活躍。76年の「愛ある別れ」が全米1位の大ヒットを獲得。これ以降、ピーター・セテラが主導権を握り、コンテンポラリー路線に転換。

82年に「素直になれなくて」のヒットで復活。

ロックの名盤:Chicago シカゴのセカンドアルバム

デビュー作に続いて2枚組の作品で、楽曲も前作を越える勢い。シカゴらしいブラスのアンサンブルもうまく組み合わさっていて、厚みのあるロック・サウンドになっています。

ホーンもギターもお互いの魅力を消し去る事なく、うまく共存出来ています。

今作では、ベトナム戦争についての問題提起している姿勢を感じます。

パンコウ作の「バレエ・フォー・ア・ガール・イン・バキャノン」、キャス作の「愛の記憶」、ラム作の「栄光の旅路」というそれぞれの長尺の組曲を含む。

セテラも本作ではじめての自作曲を披露し、ソングライター4人揃ったアルバム。

「長い夜」全米4位。「僕らに微笑みを」全米9位。「ぼくらの世界をバラ色に」全米7位と3曲の全米トップ10ヒットも生まれ、アルバムも最高4位まで昇った。

 


Chicago – 25 or 6 to 4 – 7/21/1970 – Tanglewood (Official)

 

 

 

 

 

Track Listing
01 Movin’ In 3:48
02  Road 1:00
03 Poem For The People 2:34
04 In The Country 2:34
05 Wake Up Sunshine 2:51
06 Make Me Smile 3:23
07 “So Much To Say, So Much To Give” 4:44
08 Anxiety’s Moment 3:03
09 West Virginia Fantasies 0:57
10 Colour My World (ぼくらの世界をバラ色に) 2:41
11 To Be Free 3:07
12 Now More Than Ever 3:06
13 Fancy Colours 5:44
14 25 Or 6 To 4 (長い夜) 5:44
15 Prelude 5:44
16 A.M. Mourning 5:44
17 P.M. Mourning 5:44
18 Memories Of Love (愛の記憶) 5:44
19 It Better End Soon (1st Movement) 5:44
20  It Better End Soon (2nd Movement: Flute Solo) 5:44
21  It Better End Soon (3rd Movement: Guitar Solo) 5:44
22 It Better End Soon (4th Movement: Preach) 5:44
23 Where Do We Go From Here 5:44
24 Make Me Smile (Single Version) (ぼくらに微笑みを) 5:44
25 25 Or 6 To 4 (Single Version) 5:44

 

 

 

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