ジャケT:Sex Pistols Never Mind The Bollocks バンドTシャツ

パンクもののバンドTシャツにもジャケTはたくさんあるが、はやりパンクもので最初に紹介したいのは、「Sex Pistols セックス・ピストルズ / Never Mind The Bollocks(邦題:勝手にしやがれ!)」のジャケTだ。まさにパンクの象徴的アルバム。そして、その発端。

Tシャツのボディには、「Gildan」が使われている。以前は「anvil」が使用されていた。

 

1977年にリリースされたアルバム。反プロフェッショナリズム、反コマーシャリズム、非テクニカル、非プリテンシャス、パンクはすべてを否定に掛かる。が、本作はそれらを否定的対象をも包含している。その上で否定する。故に説得力を持つ。唯一無二。




故にパンクの集約に非ず。パンク最大の功績は、ロックの流れを断ち切ったこと。しかし流れを切るには流れをしらないといけない。このアルバムには、エディ・コクランも見える。ザ・フーも見える。キンクスや、スモール・フェイシスも見える。ロックの流れを断ち切ったのはパンクではなく、本作と言える。

 

ジョニー・ロットンの歌唱も、毒気と怒りをまき散らしながらどこか醒めたような態度を見せている。活動自体は刹那的だったのに対し、楽曲は周到に卑猥さを装った完成度の高いものばかりで、どぎつい色彩のアートワークも、そのバンドとアルバムの高さに驚かされる。全英1位。全米106位。

 


The Sex Pistols – NeverMind The Bollocks (1977)




 

少しルーズめで、ガンガン着倒してヨレヨレになるとまたいい味出そうだ。

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