死ぬまでに聴くべきロックの名盤:ジャニス・ジョプリン Janis Joplin / PEARL (1971)

ジャニス・ジョプリン Janis Joplin / PEARL (1971)

Label: Columbia
Producer : Paul A. Rothchild
Art Direction : Barry Feinstein
Nationality : USA
Running Time : 34:23


 

ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)って

テキサス生まれ。高校時代からブルースやフォークにのめり込む。大学時代は、メガネにノーメイク、パンツスーツ姿でリベラル思想に傾倒。後にジェファーソン・エアプレインを結成するヨーマ・カウコネンらと歌い始める。66年にビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーに参加。魂を振り絞るような歌声はたちまち有名になり、68年のメジャーデビュー「チープ・スリル」はミリオンセラーとなります。

 

ジャニス・ジョプリンの遺作「パール / PEARL」

新バンド ”フル・テイルト・ブギ・バンド”を従えての録音。それまでの心身を削るような歌唱一辺倒ではなく、抑制を効かせた歌唱が試されています。ボビー・ウーマックの好演も光るソウルフルな「Trust Me」。ジャニスのシンガーとしての大きな変化と可能性を感じさせる曲も多い。70年の10月4日、本作の政策の途中で、ハリウッドのホテルで、ヘロインのオーバードーズによりこの世を去った。

遺作として発表され、9週連続で全米1位を獲得。入れ替わるようにキャロル・キングの「つづれおり」が15週連続1位を記録。60年代の幻想の終焉がいみじくも象徴されたような入れ替わりです。

 


MOVE OVER by Janis Joplin

 


Janis Joplin / Me And Bobby McGee [Live] 1970

ジャニス・ジョプリンの代表曲「Me And Bobby McGee」歌詞

ジャニスと短期間ながらクリス・クリストファーソンがフレッド・フォスターと共作。恋人ボビーマギーとの放浪生活と別離が描かれた感傷的な歌詞は、「自由とは失うものが残ってないこと」と歌う達観した一説も印象深い。彼女の無名時代のスタイルを想像させるフォーク・ブルース調の編曲で、感情を抑えながら一語一語を噛みしめるように歌唱。

 

“Don’cha understand? Music id just about feelin’ things and havin’ a good time!”
Janis Joplin,  1968

 

Track Listing
01 Move Over 3:43
02 Cry Baby 3:58
03 A Woman Left Lonely 3:29
04 Half Moon 3:53
05 Buried Alive In The Blues 2:27
06 My Baby 3:45
07 Me And Bobby McGee 4:31
08 Mercedes Benz 1:47
09 Trust Me 3:17
10 Get It While You Can 3:33

 

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