ロックバンド「JOURNEY/ジャーニー」の人気の秘密とは?

「JOURNEY/ジャーニー」バンドメンバー

2017年、アメリカの大物バンドの来日が決定した。ゴールド・ディスクのみならず、数々のプラチナ・ディスクを獲得している「JOURNEY」。1973年、サンフランシスコで結成されたのをきっかけに、1980年代にはボストンやヴァンヘイレンといった大物バンドと肩を並べていたロックバンドだ。今回は来日公演前にぜひとも知っておきたいJOURNEYの人気の秘密を紹介したいと思います。

【メンバー交代に囚われない音楽性】
JOURNEYといえば演奏に携わってきたバンドメンバーがとにかく多いことが特徴です。もともと結成された当時はギタリストで今もバンドを支えているニール・ショーンとキーボードのグレッグ・ローリーが中心でしたが、その後、メンバーの脱退や解雇、急死などによりあらゆる演奏者をメンバーとして迎え入れている。

一時はオリジナルメンバーが2人だけになる時期もあったが、多くのメンバー交代を経て、ヒット作を生み出したときには5人が固定メンバーとして活動してました。

JOURNEY/ジャーニーの音楽性

JOURNEYがここまで人気を博した秘密には、メンバー交代に囚われることのない音楽性の変化があると思われる。ロックバンドとしてスタートしたバンドではあるが、様々なジャンルのメンバーの加入によって多様な音楽のジャンルを組み込んでおり、そういった軸がありながらも新しい音楽を生み出していく彼らにファンは引き寄せられたに違いない。

代表作は81年の『エスケープ』で、スケールが大きなドラマチックなサウンドは、まさにメロディックロックの代表です。中でも大ヒットとなったのが、「オープン・アームズ」で、後にマライア・キャリーにもカバーされて、日本のドラマ「海猿」の主題歌として使われました。

このアルバムがあまりに売れたために、「産業ロック」を代表するバンドとされていました。

 

【活動休止を経ての復活】
全米チャート上位を占めるCDを多くリリースしていたJOURNEYであったが、絶頂期であったこの時期にボーカルのスティーヴ・ペリーが心労によりリタイア。結果、バンドは活動休止に追いやられてしまう。




復活が望まれながらも休止状態のまま時間は経ち、前作をリリースしてから10年後 JOURNEYは驚きの復活をとげた。
待ちに待ったバンドの復活にその時発売されたアルバム『トライアル・バイ・ファイアー』はバンドにおいて最高順位を獲得。しかしスティーヴ・ペリーの体調不良が治らなかったことから、再結成メンバーでのライブは行われていない。
再結成後は精力的に活動を展開。アメリカ全土だけでなく、世界的なツアーも行っている。

今回日本での来日公演は実に4年ぶり。現在までの大ヒット曲を余すことなく堪能できるライブとなりそうである。公演は日本各地で行われるのでぜひ直接足を運んで伝説のライブを目に刻んでおきたいものだ。








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